屏風

屏風とは「風を屏（ふさ）ぐ」という名の通り、本来は風・人の目を遮るために用いた調度品です。
昔から、権威ある象徴ともされ、表面には絵画や装飾・金箔などが施されました。

屏風は和紙と木でできています。
裏打ちする和紙との組み合わせで様々な表情を見せることもできます。
この組み合わせを選び、お客様のインテリアに合わせて制作するのも表具師の技の一つです。

現代の家屋・インテリアに合わせて金属のような加工をする場合もありますが、素材はあくまで和紙と木です。
時間がたつとともに味わいを出す「柿渋」なども人気です。