襖(ふすま)

襖は、寝殿造りの内部の調度品から、日本独自のものとして生まれてきました。
屏風などよりも完全な間仕切りで、防寒・機密を目的に工夫され続けています。

襖(ふすま)

昔から、屏風などと共に美しい絵画などが描かれるようになり、よい表現の場になりました。
襖はその構造上から、湿度の変化に合わせて呼吸・吸湿し、空気が乾燥すると湿度を吐き出す「呼吸」をします。
和紙の層は衝撃を和らげ、吸音・断熱性も兼ねており、日本の四季にもなじむ調度として親しまれています。

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