受賞の挨拶

とちぎマイスターとして認定されました

令和元年11月6日

卓越した技能者 県知事賞

この度、栃木県庁より表装部門にて、「とちぎマイスター」の認定を頂くことが出来ました。
この認定は、技能の維持・継承や人材育成に関する指導などの活動を意図し、各分野の技能者に与えられる制度となっています。
今、この日本では、若者を中心とした“ものづくり離れ”が加速度的に進んでいると言われています。
この表装の技術は、古来より千年以上も前から受け継がれてきた日本の生活様式を支える伝統技能ともいえます。
表装というものは、一見、脇役的な地味な側面もあります。
しかし、建築はもとより、掛け軸などの美術品にも活用される場面が多く、未来に受け継がれるべき美術品を守るための機能性と、一方でその美術品のよさをありのままに引き立てる、影の美術品としての重要な役目も担っているのです。
今後、この継承すべき表装の技術と、「何のために」というこだわりの心を、社会に広め、若い方々にその素晴らしさを伝えていければと思っております。
私自身、更なる技能の研鑽と、人格の向上を図り、世の中に貢献できるマイスターを目指していきたいと思います。

参考URL:とちぎマイスターについて(栃木県庁)

卓越した技能者 県知事賞

平成29年11月30日

卓越した技能者 県知事賞

この度は、『卓越した技能者 県知事賞』を受賞させて頂き、感謝と御礼を申し上げます。
私はこれまで、表具に関係する技能分野で、時代の流れに伴う意匠の研究と対応、素材の変化に伴う、技術の研鑽に取り組んで参りましたが、図らずも、今回、これらの取組をこのような形で評価していただき、栄えある授賞を賜りましたことはこの上ない喜びであり、深く感謝申し上げます。
今回の受賞および、表彰が、地域の伝統美術の護持と、生活者のより質が高い住環境に寄与できれば、私の大きな励みとなります。私は、今回の栄誉を原動力に、これからもなお一層の研鑽を重ね、表具という活動に引き続き精進して参りたいと存じます。
この度は誠にありがとうございました。

栗田表装 代表 栗田英典

卓越した技能者 県知事賞